100メートルも走れなかった男のランニング日誌

走ってセロトニンを増やす! 初心者ランナー(50歳)成長の記録

オレってどの程度のレベルなんだろう?(2020年9月)

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アプリで記録を始めてみた

セロトニンを出すために走り始めて一か月ほどだったと思う。オンオフ切り替えの儀式として、夕暮れの街を走るのが楽しみになっていた。まさにフェイク通勤だ。
一日の仕事を終え、晩酌のための発泡酒を買うために手頃な距離のスーパーに走る。行きは走るが帰りは歩く。走る行為自体は目的じゃなかった。ただただ一日の区切りが欲しかったのだ。

一方で自分の速さや、実際の走行距離が気になり始めたのもこの頃である。スーパーまでのランをしていると、後ろから走って来たランナーに軽く追い越される経験がしばしば。成人男性ならまだしも、華奢な女の子やけっこうな年配に見える爺さんにまで抜かれて行く。

「オレはセロトニンを出すために走っているのだ」

そう自分に言い聞かせながらも何だか負けた気がする。自分が遅いのではなく、他の人が速いのだ。などと言い訳を考えてみたりするが、実際の速度は不明のままだ。すっきりしたくて走っているのに、走るとモヤモヤするという本末転倒状態。

「計測してみよう」

ということで、iPhoneにランニングアプリをインストールすることにした。
チョイスしたアプリは「Runkeeper(https://runkeeper.com/cms/)」である。数年前にもランニングに挑戦して見事に失敗したのだが、その時にインストールしたのが Runkeeper ぽかった、という極めて雑な理由で決定。ちなみにその時に選んだ理由は覚えていない。

かくしてオレのランニングは「セロトニンを出す」という定性的な目的だけでなく、「距離と速度を計測する」という定量的な評価が加わり、フェーズが変わったのであった。